身長が伸びるためのメカニズム

通常、誕生から10代後半くらいの、いわゆる「成長期」と言われる時期までは、身長が伸びるといわれています。

人間の身長は特に、思春期を迎え「成長期」に入ると、驚異的な成長を見せることがあり、1年間に10センチ以上伸びるというような例も、決して珍しくありません。

しかし、その時期を過ぎると、身長の伸びはピタリと止まり、「最終身長」というものが決まることになります。








成長期が終わると、どうして身長は伸びなくなってしまうのかというと、それには、身長が伸びるメカニズムが関係しているからなのです。

身長が伸びるというのは、実際には「骨が伸びている」ということなのです。

骨の両端にある「骨端線」という柔らかい骨(軟骨)の部分が伸びることによって、骨が長く伸び、身長が伸びます。

さらに詳しく説明すると、脳下垂体から分泌される「成長ホルモン」が骨端線に作用し、骨端線にある軟骨細胞が増殖・成長することによって骨が伸び、身長が伸びるのです。








その後、成長期を過ぎると骨が成熟し、柔らかかった骨端線部分が堅い骨になる「骨端線が閉じる」状態となり、成長が止まります。

さらに、成長期をピークに成長ホルモンの分泌量も急激に減少し始めてしまいます。