背を伸ばすためにするべきことは?

体重を増やしたい場合、体質にもよりますが、まずはとにかくしっかり食べていれば、大概は増えていくものですよね。

しかし、背を伸ばすためには何をすれば良いのか?というと、なかなか明言できるものではありません。

牛乳を飲めば背が伸びるとか、寝る子は育つとか、バスケットボールやバレーボールをすると高身長になるとか、背を伸ばす手段として語り継がれていることは多々あります。

ですが、毎日牛乳を飲んでいたって、よく寝たって、バスケ部やバレー部に入っていたって、身長が伸びず、小柄な人もたくさんいます。








やはり背の高さというのは、所詮は遺伝性が強く関わるものなのか?というと、そうとも言い切れません。

例えば、背の低い両親に背の高い子供、背の高い両親に背の低い子供というのも、いくらでも見かけるものですし、同じ両親から生まれた兄弟姉妹でも背の高い子と低い子がいるというケースもよく聞く話です。








子供の身長を予測する計算式というものがあります。

両親の身長をもとに、下記の計算式で算出します。



男子の身長=(父親の身長+母親の身長+13)÷2+2

女子の身長=(父親の身長+母親の身長−13)÷2+2

この計算式に、ご自身の身長を当てはめて計算してみてください。

どのような結果になりましたか?ここで、身長162センチのある女性を例に、紹介します。

彼女の父親が168センチ、母親が157センチで、計算式に当てはめると(168+157−13)÷2+2=158センチとなるので、+4センチの誤差がありますね。

彼女の姉は154センチなので、−4センチの誤差があります。

姉妹の身長差は−8センチと+8センチで、だいぶ差がありますよね。

そもそもこの計算式は、男女とも±8〜9センチの誤差は想定範囲内とのこと。








身長に遺伝は無関係ではありませんが、背の高さを決める要因の8割は、生活環境であると言われているのです。

食事の内容はもちろん、睡眠や運動の習慣、また、思春期の訪れの早さなども大きな要因となります。

これらの要因に重点を置き、生活環境をコントロールすることで、「背を伸ばす」ことは、十分可能と言えるでしょう。








思春期の訪れと同時に大抵の人が「成長期」を迎えます。

この成長期から、急激に背が伸び始め、その後成長が止まり「最終身長」へと達する人が大半です。

最終身長が決まるのは、男性で18〜19歳頃、女性で15〜16歳頃というのが一般的です。

もちろん個人差もありまが、背を伸ばしたい、背が高くなりたいと望んでいる場合には、いかに理想的な生活環境を、この年齢に至るまでに整えるかというのが重要になってきます。

成長期などの子供時代に、生活環境の全てを整えるのは、大変困難なことです。

親をはじめとした周囲の大人の理解と協力が、必要不可欠なものとなるでしょう。








背が低い方が良いのか、高い方が良いのかという理想は人それぞれですし、背の高さは個性のひとつでもあります。

背が低いことに悩んでいる人がいる一方で、背が高くて悩んでいる人がいるのも事実です。

その逆もまた然りです。

しかし、背が低いことに悩んでいる場合には、背を高くする努力や、背を高く見せる工夫をすることができます。

これは、とても素晴らしいことです。








低い身長を、個性として受け入れることも大切でしょうが、理想に近づくためにできることがあるならば、まずは試してみましょう。

特に子供の場合は、バスケットボールやバレーボールの選手、モデルなど、背が高いことが有利な職業に憧れていたりする場合もあります。

そんな子供の夢を、できる限り応援してあげたいものですよね。








ここから具体的に、背を伸ばすための理想的な生活環境、生活習慣とは、一体どのようなものなのかという点について、説明していきたいと思います。

遺伝で想定される身長よりもさらに背を伸ばすためには、背が伸びるメカニズムをしっかりと知って、成長を後押しする生活を送ることが最良だと考えられます。