医学的に定義される小人症(低身長症)とは?

小人症(低身長症)の早期発見のためには、小人症についてしっかり理解することが大切です。

まずは、小人症の基準についてお話ししましょう。








「小人症(低身長症)」と医学的に定義されるのは、一体どういうものかというと、「同性、同年齢、同月齢の平均身長より、−2SD(標準偏差)以下の場合」です。

これは、同じ誕生日の子供を100人、背の順に並べて、前から2〜3番目くらいまでの子が該当するという定義です。

成長が止まった大人がこれにあたる場合、男性がおよそ158センチ前後、女性がおよそ147センチ前後が、−2SDに該当します。

但し、この数値は一定の数値ではなく、平均身長と連動して上下するものです。








また、「年間の伸びが平均値の80%以下という状態が続く場合」は−2SD以下という条件に当てはまらなくても、も小人症(低身長症)と定義されています。

突然身長の伸びが悪くなるということは、数年後には−2SD以下に至ってしまう可能性もありますし、脳腫瘍などの病気が原因となって身長が伸びなくなっていることも考えられます。

重い病が原因であったとしても、できるだけ早めに医師の診察を受けることで、早期治療に取り組めます。








上記の定義に当てはまり、かつ本人や家族に治療の希望がある場合と、重大な疾患を合併している場合は、小人症(低身長症)という病名がつき、治療が必要な疾患として扱われます。