成長曲線で発育不全を見つける

子供の発育不全をいち早く見つけるために、「成長曲線」を付けるのがお勧めです。

成長曲線とは、横軸を年齢(乳児は月齢)、縦軸を身長や体重などのデータとして、成長のあゆみをグラフに表すものです。








曲線は通常右肩あがりのカーブを描くものですが、横ばいになったり、体重ならば右下がりになったりすると、成長が思わしくないというサインになります。

また、成長曲線のシートには、平均値などをもとに成長の目安となる基準線が書き込まれていて、基準線と見比べることで、お子さんの身長や体重の水準が一目でわかります。








低身長症の医学的定義は、「同性、同年齢、同月齢の平均身長より、−2SD(標準偏差)以下の場合」とされています。

これは、同じ誕生日の子供100人が並んだとき、低い方から2〜3番目くらいまでの子供が該当しますが、実際どれくらいの身長なのかはわかりにくいものです。

しかし、SD曲線という成長曲線を使えば、−2SDのラインがはっきりとシートに描かれているので、それを下回っているかどうか、すぐに判断できます。








また、パーセンタイル曲線という基準線もあり、これは何%の人がその値より下に存在するかを示す曲線です。

通常は3%、10%、25%、50%、75%、90%、97%の、7本の線を描きますが、3〜5パーセンタイル未満になると発育不全を疑うので、10%の曲線を下回ったあたりで一度医師に相談するのが良いでしょう。