思春期遅発症について

思春期早発症とは対照的なもので、「思春期遅発症」と呼ばれるものがあります。

これは、思春期を迎えるのが通常より遅い状態を言います。

思春期遅発症は、多くの場合が身体に異常があるというわけではなく、特に治療を必要としないことが多いです。

しかし、あまりにも二次性徴が現れる兆候がない場合などには、やはり一度医師の診察を受けてみるとよいでしょう。

問題ないとわかれば、本人も安心できると思います。








特に思春期遅発症の原因となる疾患などがないと診断された場合には、近い将来、思春期を迎えて身体が成長していきますので、心配することはありません。

ただ、その時期が来るまでは周囲に比べて成長が遅れている状態であるため、本人が精神的苦痛を感じることもあると思われます。

本人がそのことをストレスに感じないよう、周囲のサポートが必要となります。








また、思春期遅発症の子供は、最終的には高身長になるケースが多いと言われています。

思春期が来るのが遅いということは、それだけ成長期という身長を伸ばすラストスパートの時期も遅くなるということです。

ゆえに成長期開始までにより多く身長を伸ばしておくことが可能となります。








最終身長を高くするために、思春期を遅らせるという方法が実践されることもあるようです。

たとえば、身長130センチの状態で成長期を迎えるのと、150センチまで伸ばした状態で成長期を迎えるのでは、最終身長に大きな差が出てきます。