成長ホルモン分泌不全性低身長症を診断する際は?

お子さんの身長の伸びが極端に悪いとか、周囲と比べて明らかに身長が小さいなど、低身長症の疑いがある場合には、できるだけ早く医師の診察を受けるようにしましょう。

15歳以下のお子さんであれば、小児科で受診するのが適当だと思われます。








低身長症の診察をする際には、お子さんの身長が低身長の基準である「−2SD以下」に該当するかどうかに加え、これまでの成長過程も重要なポイントになってきます。

病院では、問診や身体測定、成長曲線の作成などをして、まずはこれを看て、成長の状況を確認します。

診察の時点で、これまでの成長記録をできる限り持参しておくと、治療が必要な場合でも早期に開始することができます。








続いて、血液検査や手や足の骨のレントゲン検査を行い、これらの検査から、血中のホルモン濃度や骨年齢、腫瘍などの病気が隠れていないかを確認していきます。

また、染色体異常の疾患である女児でターナー症候群が疑われる場合は、染色体検査が行われます。








これまでの検査過程で、成長ホルモン分泌不全が疑われた場合には、成長ホルモン分泌検査に進みます。

成長ホルモン分泌検査の結果、成長ホルモン分泌不全性低身長症と診断されれば、多くの場合「成長ホルモン療法」、成長ホルモンの皮下注射による治療を開始します。



また、成長ホルモンの投与が有効と認められる疾患の場合には、成長ホルモン分泌不全性低身長症以外にも、成長ホルモン療法が行なわれます。