日本人の平均身長の変化について

日本人の平均身長は、戦後に飛躍的伸びました。

1945年の20歳の平均身長は、女性が153センチ、男性が165センチです。

それが50年後の1995年には、女性158センチ、男性171センチと、5〜6センチも伸びているのです。








顕著に差が出ているのはもっと低い年齢で、17歳男子の場合、1948年の平均身長は160センチであるのに対し、45年後の1993年の平均身長は170センチと、10センチも伸びています。








戦後、日本人の平均身長が急激に伸びてきた要因については、「今は戦後と違って栄養状態が良いから」と一言で語られることも多いのですが、実はそれだけではありません。

もちろん、ほとんどの人が栄養のある食事を摂れるようになったことも要因のひとつではありますが、考えられる要因が他にもいくつかあります。








まずは食生活自体の変化が一番です。

戦前に比べ、肉や乳製品を欧米の人たち同様、日常的に食べるようになりました。

また、膝に負担をかけ脚の骨の成長を妨げると考えられている床に正座ではなく、椅子に座る習慣が浸透してきたことも、この身長の伸びに関係があります。

食生活や生活習慣が欧米化してきたことにより、日本人は平均身長が高くなっただけでなく、脚が長くなるなど体型も欧米人に近づいていることが認められています。