成長曲線-乳児の場合のチェックポイント

親は常に我が子の成長が気がかりなものですが、乳児期というのは、特に毎日のように子供の成長に一喜一憂するものです。

個人差があるということはわかっていながらも、母子手帳や育児書と睨めっこをしながら、もうそろそろ寝返りができても良い頃なのにうちの子はまだできないと心配になるものです。

また幼児期は寝返りができたら次はお座り、ハイハイ、つかまり立ち・・・といったように、次から次へ課題が降りかかってきて、気が休まる暇もありません。








乳児期というのは、本当に個人差が大きいもので、身体の大きさも、寝返りやハイハイといった動作ができるようになる時期も人それぞれです。

ご自身やお子さんが「早生まれ」だという人には覚えがあるかもしれませんが、保育園や幼稚園など幼い頃は、誕生日が数ヶ月違うだけでも、身体の大きさはもちろん、運動能力に大きな差があります。

かくいう私自身も2月生まれなのですが、幼稚園の頃は周囲の子に比べ明らかに身体が小さかったですし、周囲の子たちは自由自在にしているスキップや片足立ちなどが盛り込まれたお遊戯も、私にはついていけないことがありました。








身体の大きさに関しては、そもそも出生体重も3000グラム未満で生まれる子もいれば、4000グラムを超えて生まれる子もいるので、大幅な個人差がありますよね。

しかも、成長の仕方も生後すぐの赤ちゃんそれぞれの個性があって、生後すぐから一気に成長して、数ヶ月たった頃に落ち着く子、生後数ヶ月はゆっくりペースで成長して、さらに数ヶ月たった頃から急に大きくなり始める子、ずっとコンスタントに成長していく子など、その子なりのタイミングがあります。








大切な我が子ですから、健康に成長しているか、身体に異常などはないか、気になるのは当然です。

しかし、乳児の成長は個人差がとても大きいので、細かくあれこれと気にしていたら身がもたずそれ自体がストレスに感じます。

ハイハイをまだかまだかと待っていたら結局ハイハイをしないまま立って歩き始めたという赤ちゃんもいるのです。

あまり神経質になりすぎず、「いつかできるだろう」くらいに大きくどーんと構えることも必要で心配事があれば一人で悩まずに、小児科を受診したり、地区の保健士さんに相談してみるのが良いでしょう。








さて、そうは言っても乳児の成長に全く無頓着で良いというわけではありません。

寝返りやハイハイの時期などは別として、身長や体重つまり身体の成長に関しては、常日頃からある程度気にしておく必要があります。

というのも、乳児期において身長や体重が増えるどころか減少しているなどという場合には何らかの対処をしなければいけません。

病気ではないにしても、栄養が足りていないということが考えられるからです。








母子健康手帳の中にある乳幼児の成長曲線(乳幼児身体発育曲線)のページがあります。

その「成長曲線」は乳児の身体の成長の目安となります。

乳児身体発育曲線は、予め月齢きざみで身長と体重の平均的な範囲が色付きで表示されていますので、その表の中に記していけば、自分の子供がどれくらいの水準にいるのかひと目でわかります。

成長曲線に沿った成長をしていて、その帯からはみ出していなければ、心配することはあまりないでしょう。








成長曲線を付けるのは身長体重を測った際に書き込めばいいのでそれほど手間ではありません。

お子さんが小さい頃から成長を喜ぶつもりで記録する習慣を付けておくと良いでしょう。

ある程度大きくなってからは、お子さんと一緒に楽しみながら記録することができます。

また、その成長曲線を付ける習慣を付けておけば、3歳ごろから発覚すると言われる、低身長症などの成長障害の早期発見に繋がります。