標準偏差のSD曲線とパーセンタイル曲線

周囲の子供と見た目で比較するよりも、幼児の成長を的確に見守るには成長曲線を活用することをお勧めします。

成長曲線のシートに記載された基準線を見れば、年月齢に合った標準身長がわかるので、成長についても正しい判断をすることができるでしょう。








さて、成長曲線に記載される基準線には、2種類あります。

日本で多く使用されているのは、SD(標準偏差)曲線というもので、平均とどれくらいかけ離れているかを表すものです。

−1SD、+1SDというように表し、−の値が大きいほど平均より小さく、+の値が大きいほど平均より大きいことになります。








SD曲線は、平均身長の線と、+1SD、+2SD、−1SD、−2SDの曲線が記入されます。

医学的に低身長と判断されるのは、−2SD以下の場合ですので、お子さんの曲線が−2SDより下に来るかどうかが、ひとつの判断基準となるわけです。








もう1種類の基準線は、世界的によく使われている、パーセンタイル曲線です。

調べたいデータの分布を問わず、何%の人がその値より下に存在するかという点を結んでいくことで出来る曲線です。

たとえば、10%という曲線は、「これより下の値の人が10%いる」ということを表します。

パーセンタイル曲線は、通常は7本の線を描き、それぞれ3%、10%、25%、50%、75%、90%、97%となります。