中学生の身長と思春期遅発症

身長に限った話ではなく、身体の成長が通常よりも遅い子がいます。

これを、「思春期遅発症」といいます。








何らかの疾患が原因となって思春期遅発症を発症しているケースもありますが、ほとんどの場合は身体に異常があるというわけではなく、体質的なものがほとんどです。

中学生になってしばらく経っても、二次性徴が全く現れないなどの症状がありましたら、まずは医師の診察を受けましょう。

特に異常がないということであれば、思春期の訪れが少し遅いだけの話です。

正常な成長をしますので、治療は必要ありません。








ただ、思春期を迎えるのが遅いということは、身長が急激に伸びる成長スパートも後倒しになるということです。

思春期遅発症の中学生の身長は、周囲より低くなってしまうことが多いようです。

加えて、身体の成長が遅いということで、子供自身が精神的苦痛を感じてしまうことがあり、その場合は周囲の心理的フォローが必要になります。








体質的な思春期遅発症の場合は、時が来れば思春期が来て、周囲の子に成長が追いつきます。

むしろ、成長スパートが起こるまでの期間が長く、成長が止まる年齢が遅くなるため、最終身長が高くなる子も多いとも言われています。

また、思春期が遅い子は、20歳を過ぎても骨端線が残っていて、まれに身長が伸び続けるというケースもあるようです。