骨端線と高校生の身長

高校生の身長というと、街中で見かける高校生の姿を思い浮かべて頂ければわかるように、既に大人と変わらないくらいに成長しています。

むしろ、高校生のほうが大人より身長が高かったりすることも何ら珍しくありません。

加えて、制服を着ていれば高校生とわかりますが、最近の高校生は大人っぽいので私服だと大人とほとんど見分けがつきません。








成長が終わり、それ以上伸びなくなった時点での身長、最終身長に達する年齢には個人差がありますが、一般的に男子は18〜19歳くらい、女子は15〜16歳くらいと言われています。

女子は特に、高校生になる頃には既に最終身長に達しているという子が多いことになります。

男子でも、高校生活の途中くらいで、身長が大幅に伸びるピークの時期は終わっている子が多いように思います。

かくいう私も、中学生の3年間で一気に伸びて、高校生になるとほとんど伸びませんでした。

みなさんが高校生のとき、まだ身長は伸びていましたか?








高校生という時期は、多くの子が「身長UPのタイムリミット」を迎える時期にあたります。

骨が成熟して、それ以上身長が伸びなくなり、一生付き合っていく最終身長に達するのです。

その時を迎えてから、「もっと身長が高くなりたい!」と思っても、残念ながら時すでに遅しです。

成長期を終えた人が身長を伸ばす方法というのもあるにはあるのですが、よく伸びて数cm程度なので、小学中学生の頃のような劇的な伸びは期待できません。








子供の身長の伸び方というのは、色々なパターンがあります。

幼少の頃に身長が低くても、思春期を迎えた頃から劇的に伸び始めて、周りの友人をどんどん追い抜いていく子もいれば、身長が低いまま大人になる子もいます。

また、元々は高身長の子が、早くに成長がストップしてしまい、周囲にどんどん追い抜かれてしまうこともありますし、子供の時からずっと周囲より背が高いという子もいます。

ずっと平均的な身長をキープする子もいるでしょう。








例えば小さい頃に小柄で悩んでいたとすると、よく言われるのが「中学生になったら伸びるから大丈夫」「高校生になったら伸びるから大丈夫」という決まり台詞です。

確かに、幼少の頃に身長が低かった子が、中学生や高校生で急激に伸びるということはよくあります。

これは思春期を迎えるのが遅い子にありがちなパターンです。

思春期を迎えた後の数年間、身長が急激に伸びることを「成長スパート」と呼びますが、思春期を迎えるのが遅い子は、コツコツ身長を伸ばした後に成長スパートを迎えるので、最終身長がより高くなるパターンが多いのです。








しかし、この成長スパートの時期を鵜呑みしすぎるのは危険です。

いつか伸びるいつか伸びると思っていたら、いつまでも伸びないまま、大人になってしまう人もいます。

中学生以降、大幅に身長が伸びた時期がなかったので、成長スパートはまだこれからだと思っていたら、実は小学校高学年など早い段階で成長スパートが終わっていたとか、成長スパート期であるにもかかわらずわずかしか伸びなかったとか、あらゆるパターンが考えられます。



そして、成長スパート期を終えると、身長はほとんど伸びなくなってしまいます。

後ほど詳しく説明していきますが、成長スパートが終わると同時に骨が成熟し、「骨端線」という組織がなくなってしまうからです。








いずれにしても、高校生の身長は最終身長に限りなく近いものです。

そして、伸びるチャンスは長くてあと数年といったところです。

ラストチャンスです!よって、高校生になった時点で身長が低い、目標の身長に達していない場合には少しでも身長を伸ばす工夫と努力をしてみるのが良いと思います。

この期を逃すと、身長を伸ばすことは何倍も難しくなります。