ヒト成長ホルモンの分泌

ヒト成長ホルモンは、その名が示すとおり、身長を伸ばしたり筋肉を作ったりといった、人間の「成長」に関する働きを持ったホルモンで、成長期に最も分泌が盛んになります。

その分泌量は、生後から右肩上がりに分泌量を増やし、10代後半頃にピークに達します。








ところが、成長期を終えて20代以降になると、分泌量は激減し始め、40代でピーク時の半分、80代で20分の1にまで減少してしまうと言われています。

ヒト成長ホルモンは成長に関する働きの他にも、人間の若さと健康を保つための働きを持っているため、ヒト成長ホルモンの減少こそが、加齢とともに現れる老化現象の原因の一つではないかと考えられています。








また、ヒト成長ホルモンは、1日の中でも時間帯によって分泌量が変動します。

ヒト成長ホルモンが最も分泌されるのは、「眠っている時」と「運動をした後」です。

よって、睡眠不足や運動不足は、ヒト成長ホルモンの分泌量低下を招きます。

また栄養不足やストレスも、ヒト成長ホルモンの分泌を阻害します。








ヒト成長ホルモンの分泌量が低下し、不足してしまうと、成長期ならば身長が伸びない、成長期を終えた大人ならば肌の老化や身体の衰えなど、様々なトラブルがあらわれてきますので、ヒト成長ホルモンの分泌をなるべく阻害しない生活習慣を身に付けることが大切です。