いつまで骨端軟骨は存在するか

骨の両端の関節近くにある「骨端軟骨」の層が増殖することによって、骨は伸び、身長が伸びていきます。

骨端軟骨の部分は、よく「骨端線」という名称で呼ばれます。

しかし、この骨端軟骨はいつまでも存在するものではなく、骨が成熟して大人の骨になると、堅い普通の骨になってしまいます。

骨端軟骨がなくなってしまうと、骨は伸びることができなくなって、身長がほとんど伸びなくなります。

これが、事実上の「成長期」の終了です。








では、骨端軟骨はいつまで存在するのかというと、骨端軟骨がなくなる時期にはもちろん個人差があります。

骨の成長は、思春期に入ると一気に加速して、3〜4年間で大幅に身長が伸びます。

これを成長スパートと呼びます。

そして、この成長スパートが終わる頃、骨が成熟して骨端軟骨が消失します。

よって、思春期と成長スパートを迎えるタイミングによって、骨端軟骨が消失する時期も前後することになります。








平均的には、女子は成長スパートを小学校高学年〜中学生頃で迎え、15〜16歳で成長期が終了、男子の成長スパートは中学生〜高校生頃で、18〜19歳で成長期が終了することが多いようです。

しかし、思春期を迎えるのが遅い場合には、20歳を過ぎても骨端軟骨が残っていて、成長ホルモンの活発な分泌によって身長が伸び続けるケースもあります。