成長障害と骨端軟骨損傷

みなさんは、骨折をしたことがありますか?骨折は老若男女を問わず誰にでも起こりうるものですが、子供の骨折に関しては、大人にはない骨端軟骨の部分の骨折などもなきにしもあらず、特に注意をする必要があります。

この部分の骨折などは骨端軟骨損傷、骨端線損傷などと呼びます。








骨端軟骨の部分は柔らかいので、堅くて丈夫な普通の骨の部分よりも骨折しやすいという特徴があります。

普通の骨折ならば、通常は問題なく治癒するので、それほど心配は要らないのですが、骨端軟骨部分での骨折は、成長障害を引き起こしてしまうことがあります。








成長障害は、重症の場合、その部分で骨の成長が止まってしまいます。

たとえば片方の足でこの成長障害が起こり、骨の成長が止まってしまった場合、足の長さが左右で違ってしまうことになります。

左右の足の骨の長さに2センチ以上の差が出てしまうと、手術によって矯正しなければなりません。








また、成長障害といわれる、骨の内側は正常に成長するのに、外側の成長が悪いというような場合は、骨の成長に伴って、骨が曲がってくるという症状が起こります。

そうするとやはり、手術による骨の矯正が必要になります。








骨端軟骨は、身長を伸ばすための要となる大切な組織です。

万が一お子さんが骨折をしてしまった場合には、骨端軟骨部分に損傷がないか、慎重に確認してもらうようにしましょう。